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日々の萌えの発散場
ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?
管理人は静岡の実家に帰省してのんびしりていました。 暖かくなっていい季節になってきましたね。 話は変わりますが、4月の18日群馬県太田市にある新田金山城に行ってきました。 写真と感想文を続きに入れておきます。 群馬のお城は2月に言った箕輪城以来です。
箕輪城は残雪のおかげで石垣が隠れてしまっていたのが残念でしたが、 ここ新田金山城は桜を見つつ、汗をかきながらの山登りでした。 太田駅北口に到着。新田義貞さんがお出迎え! 太田市は新田さん推しのようですね 予定ではバスで行く予定でしたが、本数が少ないため乗り遅れてしまったので 徒歩でお城に向うことに。駅からだらだら歩いても1時間半あれば山頂に着きます。 行きは念のため県道(金山城址線)を歩きましたが、城跡にはハイキングコースの方が近道のようです 帰りに利用したところ、コースの途中で堀や曲輪をたくさん発見できました 途中地元の方に「東京から太田に来たの?若いのに感心だねー」と褒められました えへへ(不審者) 県道の下の山の中に発見。何も案内がないけど、これって石垣では…!? ドキドキしながらいよいよ整備された城址公園に到着 これほんとに関東の城かよ と、ついつい悪態をついてしまいたくなるほどの「石の城」でした 百名城に数えられるのだから立派なんだろうとは思っていましたが、 中世の東国のお城でこんな石垣見たことない!! 石垣と排水溝アップ こんなの絶対おかしいよ(動揺の収まらない管理人) (管理人心の声) …だって、中世関東の城郭めぐりってアレでしょ!? 土が盛り上がってるか盛り下がってるかを見て 全神経をフル稼働して 「これは北条流の障子堀!」とか「角馬出だ!」とか必死で妄想して 「関東に天守も石垣もなかったんや!西国風の模擬天守など関東には不要ッ!」 などと強がるわりとマゾな人向けコースだったはずでしょ…!?(暴言) しかし、やはり戦国最終段階にもなると 他の北条系の城址(鉢形城・八王子城等)でも石垣が見られることから、 金山城が特別というわけでもないようです。 技術の流入とか武器の進化とかいろいろ関係してそうですね 中世の特に山城として珍しいものはほかにも 月ノ池 鯉が泳いでる 日ノ池 なぜ山の上にこんなでかい池が… 溜池かとも思ったのですが、どうやら祭祀用に使われていたようです ちなみに左上に見えるのは復元の建家で、カマドなども作られています この金山城、復元におそろしく気合入っているのですが むやみに建物を立てたりしないところがまた痺れます~ 本丸の一番高い部分には義貞さんを祀る新田神社が 見づらいですが正面に鳥居があります 地元の伝承によれば、金山城は新田氏によって平安時代(!)に作られたとも言われていますが、 遺物が確認できるのは室町時代岩松家純の時代を待たねばなりません 手前の大ケヤキは太田市指定天然記念物で、樹齢約800年ということです 金山城の歴史をずっと見守ってきたんだなぁ…と感無量でした さて、手入れが行き届き、石垣が華麗な新田金山城ですが その歴史は裏切りと下克上にまみれ、最後は秀吉の小田原征伐で幕を閉じます 岩松氏&由良氏の因縁は享徳の乱のお話にも出したいので、じっくり勉強しなくちゃなあ PR この記事にコメントする
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